高尾山とPUBG

5/2
前日の5/1は彼女の家に泊まった。
キムチとコチュジャンとそうめんが入ったよくわからん冷たい料理を作ってくれた
なんかよくわからんけど美味かった
彼女は冷麺系の料理が好きらしい知らんけど

夜は最近マイブームのPUBGをした
僕は彼女より下手なので大抵突っ込んで負けるし彼女より先に死んで暇になることが多い
でも彼女は怒らないで許してくれる
幽霊になって彼女のプレイを見るのは卑屈な気持ちになるけど

幼稚園の頃、ビーダマンのゲームでボコボコに負かしたら泣きながら切れてきた男の子のことは何故か鮮明に覚えているのだが、ゲームに泣くほど真剣になれるくらいの熱意が僕にもあればよかったなと思う。

PUBGは殺されるとめっちゃムカつくし遠くから気づいてない敵をヘッドショットするのはとても快感。割とうずうずしてしまって突っ込んで負けてしまうので向いてないとは思う。


7時に起きると言っていたけど、
4時まで戦に出かけていたので結局11じくらいに起きて高尾山に行った。

高尾山は宇宙で負けてGTした後、京王線で寝てたら終点に到着した以来。当時は2月で寒すぎて2万歩ほど歩きボロボロになった泥酔した身体をさらに強風と冷気で痛めつけられ泣きっ面に蜂という感じだったが、今回は春なのでそんな心配もなかった。

高尾山口駅に着いたのは14時頃だったので
飯にすることにした

高尾山の下調べは何もしてなかったが、
そば屋の看板が多く目に付き
とろろ蕎麦が有名だということを
高尾山ふもと到着時に初めて知った

食べログで3.6の評価だった栄茶屋という店でとろろ蕎麦を食べた
ここのとろろ蕎麦はとろろとつゆと蕎麦混ぜまくってまぜそばにして食べるのだなあと新鮮であった

とても美味であった

麦ご飯と混ぜて〆にするらしいのだが
これまた美味であった

酒が欲しいところではあったが、
生憎のエマージェンシー期間

お水で我慢した
客の入り的に名店らしい

割と満足してしまったので
山へのモチベーションが失われそうになったが、

緑の青々とした爽やかさに触れ
モチベーションを取り戻し

山を昇ることにした

高尾山には6つのコースがあり

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解説を読むに

6番は水と花々を見ながら散策するようなコースであった(ほのぼのまったりお花と川を見ながらゆったりと登山するコースと解釈したのが間違いだった)

彼女と一緒に意気揚々と登っていく

意外とふもとには住居を構えている人もおり驚いた

「人通り多いのに嫌じゃないんかな〜」
なぞ話しながら上がる

山は寒いだろうという浅知恵でパーカーをきて来たけど
暑い

フラットじゃない坂道を歩くのが久々だったので汗が染みる

序盤は自然が溢れ「いい汗かいてるなあ〜」と彼女と言い合っていたけど、

まだ登山路の3分の1にも達していないあたりから
「これは厳しい戦いになるなあ」とは思っていた。

これだけ有名な山であればそこそこに整備されてるやろっと思ったのが運のツキであった

「え?ここ、人間が通る道?!?!」という山道が続く。

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息絶え絶えに山頂付近まで来たが
ハチャメチャにうんこがしたくなった

俺「うんこしたい」
俺「うんこしたい」

彼女「分かったから、もうすぐだから我慢して」

彼女「もうすぐじゃない??」


便意が最高潮に達した私の目の前に現れたのは


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木製の長い階段だった


俺「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙山頂いつつくねん」


階段登る登る

高みを目指すとはなんとしんどいものか

生きるとは

排泄とは

何故人は山に登るのか

何故僕は山に登るのか



答えはうんこをするためである


山頂に着くとようやくトイレが見えてきた


ふぅ……

意外と綺麗なトイレで安心安全高尾山でした

山頂から見る景色は青く澄み渡っていて
日頃みる都会と仕事から解き放たれて少し肩が軽くなった


味噌田楽とラムネを買って山頂でのんだ

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この前花見をしたときもラムネを飲んだ

彼女と遊ぶときはいつもラムネを飲んでいる気がする

たくさん写真を撮って
途中ゴマ団子を食べて神社を見たりしながら帰った

帰り道は舗装された道であっという間だった

普段いかに歩きやすい道を
歩いているのかという気づきもあった

くたくたになったまま
京王線に乗ると感想もそこそこに寝てしまった

電車で仮眠する時間が一番気持ちよく寝れるのは僕だけやろか

彼女の最寄り駅に着いてスーパーで
ステーキ肉を買って歩きながら帰った

彼女のいえは駅から遠いけれど
いろいろとその日会ったことを話しながら
散歩して帰る時間がいとおしくてすきだと思う

お肉はレアで噛み千切るのに苦労したけれどとても美味しかった

なにを話したかは全ては覚えてないけれど近況報告をしながら山道を歩いて見た景色はとてもきれいだったし

はあはあ言いながら笑いながら登山したのはとても面白かった

彼女が
前々から行きたかったと言っていた
トリックアート美術館は緊急事態宣言では入れなかったので次こそは行きたいと思った

GW 1日目
とてつもなく楽しかった